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2019年6月18日火曜日

クリムゾンのニューアルバム?「The Reconstrukction of Light」

クリムゾンが現行ラインナップでスタジオアルバムを作る予定はないと発言していることは有名だが、クリムゾンの最新スタジオアルバムと言えるかもしれない作品が登場した。それが6月発売されたばかりの「The Reconstrucktion of Light」だ。これは「The Construkction of Light」のドラムを新録しなおしたものだ。そのいきさつはちょっと興味深い。



2000年発表の「The Construkction of Light」はADATというS-VHSテープ(家庭でテレビ番組を録画するのに使ってたVHSのちょっと豪華版とでもいえば良いか)を使ったデジタルレコーディングによって制作された。当時はS-VHSは放送用途でも多用されており、普及したメディアを転用して安価にデジタルレコーディングができるということで、ADATは90年代を通して大変使われた。現在テープを使うことはないが、ADATは規格としてのみ残っておりプロオーディオ機器もサポートを継続している。

オリジナルの「The Construkction of Light」
問題はこのADATという過渡期のデジタルレコーディングシステムだ。現在のようなクラウド保存なんてない時代。パット・マステロットのドラムはエイドリアン・ブリューの知人のエンジニアによって録音されたのだが、近年亡くなり彼が持っているはずのマスターテープは所在不明となってしまったという。普通のビデオテープにしか見えないなら、うっかり捨ててしまってる可能性も否定できないから恐ろしい。かくしてパットのドラムを録音したオリジナルのマルチトラックマスターは失われてしまった(これまでのクリムゾンのライブマテリアルと同様、将来的に出てくる可能性もあるのだろうか?)。

クリムゾンの40周年記念シリーズはオリジナルのハイレゾ版とサラウンド版を作ることが売りの一つであったのだが、このままでは2ミックスしか残っていないのでさてどうしよう?という話になったときに、パットが新しくドラムを録音しなおす、という解決になった。この結果、作品は新しい命を吹き込まれた。

一聴してわかるのが、パットのドラムがヘヴィネスを増していることだ。現在3人ドラムでやっているレパートリーを1人でやってみるというのも面白い試みだが(とはいえ録音時期からするとリハに上がる前かもしれない)、明らかにオリジナルドラマーとして、またクリムゾンの常とう手段としてレコーディング前のライブという手順を踏まなかったアルバムだったことから、アルバム発表後のライブで練り上げられたドラミングがここに結実しているとみることもできるだろう。

ドラムの音やプレイが変われば当然ミックスも変わるとばかりに、一聴してわかる程ミックスが変わっている。ギターもよりヘヴィさを増し、音像としては自作「The Power to Believe」に近くなっている。それもそのはず、一部でMachineも参加しているのだ。また、各曲間をサウンドスケープでつなぐなどして、オリジナル発表当時はProjecktでできた素材を寄せ集めた感があったものを、よりアルバムとしての統一性を増している。はっきりいって、オリジナルよりも良くなった。

かつてトレイ・ガンは最良のアルバムではないがベストは尽くした、と語っていたこのアルバム、今回のドラムパート差し替え&ニューミックスで新しい評価を手にすることができるかもしれない。

余談だが、ユニバーサルミュージックが、ニルヴァーナもエイジアもサッチモもビリーホリディもコルトレーンもテープを焼失してしまったという話が最近大きな話題になったが、過渡期のデジタルレコーディングの保存は今後の課題だろう。


2017年7月31日月曜日

ピンク・フロイド書籍「ピンク・フロイド全記録(グレン・ポブィ)」が発売



活動は終わったとされる、ピンク・フロイド。その軌跡を収めた本が出版される。著者はグラン・ポブィ。完全限定2000部とある。監修はストレンジ・デイズ。

発売は2017年8月31日とのこと。価格は5940円、440ページ。詳細がアマゾンに出ている

【完全限定2000部】

デビュー50周年記念

ロンドンV&Aでピンク・フロイド大回顧展開催中! 
ロジャー・ウォーターズ25 年振り新作発表! 


 プログレッシブ・ロックの先駆者であるピンク・フロイド全キャリアを網羅した究極のビジュアル・データ・ブック、本邦初の貴重な未発表写真やグッズ、コンサー ト、リハーサル、レコーディングなどの詳細なデータ、インタビュー、全公演セットリストなどピンク・フロイドのすべてをこの一冊にコンパイル。
 さらに伝説のアビーロード・レコーディング・セッションに関しての最新資料も追加した圧巻のアーカイブ集。ピンク・フロイドの権威として名高い、英音楽評論家・グレン・ポヴィによる緻密な取材の集大成でもある。
 最も革新的なロックグループの胎動期から現在に至るまでの偉大な奇跡を記録した唯一無比のピンク・フロイド一大絵巻。ピンク・フロイドファン、ロック・ファン待望の一冊、遂に完成。

63~67年 黎明期そして『夜明けの口笛吹き』シドバレットの登場
68~71年 サイケデリックからプログレッシブロックへ『原子心母』の時代
72~76年『狂気』『炎』飛翔伝説~ゆるぎなきスターダムへ
77~85年『アニマルズ』『ザ・ウォール』~ロジャー・ウォーターズの時代
85~04年『ファイナルカット』『鬱』『対』~デイヴ・ギルモアの時代
05~15年『光』『エンドレスリバー』~再会そして終焉

ディスコグラフィー全作品・詳細解説
メンバー・ソロ・キャリア全掲載・解説

<著者プロフィール>
グレン・ポヴィ
ピンク・フロイドのファンジン「ブレイン・ダメージ」の創設者で1985 ~ 93 年までの本誌の編集長を務める。著 書には『Pink Floyd in Flesh:The Complete Performannce History』(St.Martin Griffin 刊) 『Echoes』(Chicago Review Press 刊)があり、ピンクフロイド史研究家として世界的な権威。現在もMojo、Record Collector、Classic Rock などの主要音楽誌へ寄稿。またアーティスト・マネジメントやツアー・プロダクションなども手掛け、音楽産業でも活躍中。現在・英ハートフォード州在住。
ピンク・フロイドは終わってしまった。各人のソロに互いにゲスト参加することはあっても、もはや復活はないだろう。そういうわけで、色々と過去のお蔵入り音源などを集める作業が進められている様子。回顧として、活動の全貌を俯瞰するのは意味があることかもしれない。昨今の出版不況を踏まえて2000部という、一時は商売が成り立つのと疑問に思う部数ももはや当たり前になってしまったようだ。


2017年4月14日金曜日

ELP: Once upon a time in South America レコード化



2015年に発売された、エマーソン、レイク&パーマーの1993年と1997年のライブを収録した4枚組CDがLP化されるそうです。USのアマゾンではすでに予約受付をしていますが、日本ではまだの様子。LP2枚なのでCD全曲ではなく、1993年のライブのみの収録ですが、トラックは次の通り。

LP1 S1:(Santiago, Chile on April 1, 1993)

  1. Introductory Fanfare
  2. Tarkus
  3. Knife Edge
  4. Lucky Man

LP1 S2:(Santiago, Chile on April 1, 1993)

  1. Hoedown
  2. Fanfare For The Common Man – America – Blue Rondo a la Turk

LP2 S1:(Buenos Aires, Argentina on April 5, 1993)

  1. Paper Blood
  2. Black Moon
  3. Creole Dance
  4. Instrumental Jam

LP2 S2:(Buenos Aires, Argentina on April 5, 1993)

  1. From The Beginning
  2. Karn Evil 9 1st Impression Part 2
  3. Pictures At An Exhibition
  4. 21st Century Schizoid Man
  5. America

2017年4月11日火曜日

ジ・エヴァーラスティング ~ベスト・オブ・ELP~(6CD)



ご存知の通り、2016年にキース・エマーソン、グレッグ・レイクが相次いで世を去った。ELPは70年代にはレッド・ツェッペリンと並ぶほどの人気と名声を博したにもかかわらず、80年代以降は一般には忘れ去られ、その特異な音楽性ゆえか、散発的な活動再開しかできなかったからか、今でもあまり顧みられることはない。

そんな中、追悼商法といえばそれまでだが、ELPの新たなベストが出た。2000年以降の半公式ライブ盤(しかも愛のない内容)乱発の流れから見ると、またベストか的な気もしなくもないが、未発表音源も収録されているという。

内容は以下の通り。

ディスク:1
  1. ナイフ・エッジ
  2. ラッキー・マン
  3. ジェレミー・ベンダー
  4. ジ・オンリー・ウェイ
  5. タイム・アンド・プレイス
  6. アー・ユー・レディ・エディ
  7. フロム・ザ・ビギニング
  8. シェリフ
  9. トリロジー
  10. リヴィング・シン
  11. 聖地エルサレム
  12. 用心棒ベニー
  13. 今夜は愛の光につつまれて
  14. セ・ラ・ヴィ
  15. ノーバディ・ラヴズ・ユー・ライク・アイ・ドゥ
  16. 海賊

ディスク:2
  1. 孤独なタイガー
  2. 恐怖の頭脳改革
  3. 君を見つめて
  4. ソー・ファー・トゥ・フォール
  5. 夢みるクリスマス
  6. 迷える旅人
  7. 欲しいのは君だけ
  8. ギャンブラー
  9. 将校と紳士の回顧録(a.プロローグ/紳士の教え~b.愛を感じた時~c.最前線からの手紙)~d.栄光の歩兵中隊
  10. ブラック・ムーン
  11. フットプリンツ・イン・ザ・スノウ
  12. ハンド・オブ・トゥルース
  13. ゴーン・トゥー・スーン

ディスク:3
  1. 未開人
  2. 運命の三人の女神
  3. 限りなき宇宙の果てに
  4. トッカータ
  5. ピアノ協奏曲 第1番
  6. あなたのバレンタイン
  7. バレルハウス・シェイクダウン
  8. メイプル・リーフ・ラグ
  9. ホンキー・トンク・トレイン・ブルース
  10. キャナリオ
  11. チェンジング・ステイツ
  12. クロース・トゥ・ホーム
  13. ブレイド・オブ・グラス
  14. ハマー・イット・アウト

ディスク:4(ライブ音源)
  1. プロムナード
  2. こびと
  3. プロムナード
  4. バーバ・ヤーガの小屋
  5. バーバ・ヤーガの呪い
  6. バーバ・ヤーガの小屋
  7. キエフの大門
  8. ホウダウン
  9. タルカス
  10. 石をとれ~スティル…ユー・ターン・ミー・オン~ラッキー・マン

ディスク:5(ライブ音源)
  1. ピアノ・インプロヴィゼイション
  2. 悪の教典#9(ライヴ)
  3. イントロダクトリー・ファンファーレ
  4. ピーター・ガン
  5. クローサー・トゥ・ビリーヴィング
  6. タッチ・アンド・ゴー
  7. 庶民のファンファーレ~ドラム・ソロ~ロンド
  8. ナットロッカー

ディスク:6(未発表)
  1. 悪の教典#9 第1印象〔インストゥルメンタル・ミックス〕

…どう思います? 個人的には微妙なものを感じるのですが。1〜2枚目など、確かにグレッグに焦点を当ててるところは面白いとは思うのですが、この曲順なの?と疑問に思ってしまいます。

ELPの魅力って、ものすごく多面的だと思うんですよ。ある意味バラバラで、特にエマーソンの方向性とグレッグの方向性が、同じバンドなの?というぐらい違う。それをうまくコンパイルするのは難しいのはわかるのですが、忘れ去られたELPの魅力をどのように再提示するか、というところまで踏み込んだベストかと言われると、微妙なものを感じます。とはいえ、後期ELP、特にラブ・ビーチあたりの曲もちゃんと評価して入れている点には好印象を持ちました。

なんて書いてて、意外と見過ごされがちな曲もちゃんと収録してて、これはこれで斬新なベストなのかも、と思ってしまってる自分もいたりして、ELPってやはり多くの人にとってまだまだ正当な評価を与えづらいのかと改めて思いました。しかし、改めて検索して見ると、ELPはアイテム多すぎですね……

ちなみにカール・パーマーはCarl Palmer’s ELP Legacyなんてバンドをちゃっかり始めたそうです。自分からEとLに、もうお前らとはやんね、と言っておきながら、エイジアが実質終わりになったから、次の商法を始めたというか。そういうところが、80年代以降も現役感を持って活動を続けられた理由なのかもしれません(決してディスってない)。

個人的にはWorksツアーの時の映像をきちんとリマスターの上、Blu-Rayで販売してもらえればなぁと思っていますが、やはり売れないのであろうか。

追加情報:レイクの自伝、”Lucky Man”がアマゾンで登録されています。書影が出ていますが、まだKindle版しか予約は受け付けておらず(6/22配信予定)。やはり売れないのか?



2016年9月2日金曜日

Miles Davis Quintet: Freedom Jazz Dance: The Bootleg Series, Vol. 5



しばらく当ブログを書いていなかったが、気になる新譜が出たため、更新を再開する気になった。マイルスのBootleg SeriesのVol.5である。これまでこのシリーズはライブ録音ばかりをリリースしてきたが、今回はスタジオのアウトテイク集である。

個人的には、70年代のライブをもっと出して欲しいという気持ちがあるが、今回のアウトテイクはかなり興味深い。というのも、60年代黄金クインテットのものだからである。この時期の録音に関しては、数々の「伝説」に彩られてきた。曰く、スタジオに入ってリハだと思ってたら録音だったということがあったらしい、とか。しかし実際にこうしてリハーサルテイクが出てきた以上は、それなりの下準備があったようだ。以下が、トラックリストである。

Disc: 1
  1. Freedom Jazz Dance (Session Reel)
  2. Freedom Jazz Dance (Master Take)
  3. Circle (Session Reel)
  4. Circle (Take 5)
  5. Circle (Take 6)
  6. Dolores (Session Reel)
  7. Dolores (Master Take)

Disc: 2
  1. Orbits (Session Reel)
  2. Orbits (Master Take)
  3. Footprints (Session Reel)
  4. Footprints (Master Take)
  5. Gingerbread Boy (Session Reel)
  6. Gingerbread Boy (Master Take)
  7. Nefertiti (Session Reel)
  8. Nefertiti (Master Take)

Disc: 3
  1. Fall (Session Reel)
  2. Fall (Master Take)
  3. Water Babies (Session Reel)
  4. Water Babies (Master Take)
  5. Masqualero (Alt. Take 3)
  6. Country Son (Trio Rehearsal)
  7. Blues in F (My Ding)
  8. Play Us Your Eight (Miles Speaks)

こうしてみてみると、セッショントラックとマスターテイクを順番に並べる構成になっている。故・中山康樹が常々言ってたように、ジャズのCDでマスターテイクの後にアウトテイクを並べる構成はアルバム構成が乱れるからやめてほしいという意見があるが、その点では本作もややアルバムとして聴くには冗長な感じはする。故にマニア向けの一品ということだろう。

なお、"Country Son"はマイルスとショーターを除くリズムセクションのみのリハーサル、"Blues in F"はマイルスの自宅でピアノを弾きながらショーターに新曲のアイディアを説明しているところらしい(どうしてそんな録音が残っているのか?)。

9月2日時点でアマゾンはまだ輸入盤の注文受付をしていない様子である(日本版は受付中で10月26日発売予定となっている)。アメリカでは10月21日の発売のようだ。


2012年8月17日金曜日

【リリース情報】Miles Davis Bootleg Series Vol.2

マイルスの ブートレグ・シリーズ Vol.2 が発売される。アマゾンでは9/19となっているが、国内盤が先行発売のようなので(あの忌まわしいBlu-spec CDである)、フライングで流通するかもしれない。

内容は、いわゆるロストクインテット時(マイルス、ショーター、チック・コリア、デイブ・ホランド、ジャック・ディジョネット)の録音で、フェンダーローズも導入されている時期の、かなりフリーにも接近していた頃の演奏を収録している様子。DVDも付くというので、これはかなり垂涎の一品なのだが、売れると日本法人が思っているのか、輸入盤の発売予定はまだHMVのオランダ輸入盤のみだろうか。

自分はもう少し様子を見て購入を考えたいと思っている(可能ならば安価な輸入盤を購入したい)。内容はおそらく買って損なしだろう。

2011年10月14日金曜日

【リリース情報】DVD Box - Definitive Miles Davis at Montreux Dvd Collection (ザ・コンプリート・マイルス・デイヴィス・アット・モントルー 1973-1991) & CD Box - 1986-1991: the Warner Years



マイルスのモントルージャズフェスティバル出演時(1973-1991)の映像が、まとめて10枚組DVDボックスセットとしてリリースされるようだ。音源自体は2002年に、20枚組のCDボックスセット「Complete at Montreux 1973-1991」として発売されていた。どうせ聴くならば、映像付きのほうが良いに決まっているので、CDボックスとDVDボックスの収録曲が同一なら、こちらのほうが内容的にも、コストパフォーマンス的にも良いだろう(一応、日本版はコンプリートと謳ってある)。

なおアマゾンの情報では、輸入盤はリージョン1とのことだが、Blu-rayが徐々に普及しかかっている現在、DVDはリージョンフリーで売られていることも多いので、実際にはフリーの可能性もある。ただ、国内盤との価格差は、アマゾンの先行予約ならばさほど大きくなく(記事執筆時2000円程度の差)、国内盤で買うのが吉かもしれない。アマゾンでは輸入盤が10月24日の発売、国内盤が11月2日の発売となっている。

詳しい情報は、後に追加する予定だ。



また、このDVDに合わせてか、ワーナー時代のマイルスのCDボックスセット「1986-1991: the Warner Years」も発売されるようだ。こちらの収録アルバムは、「TUTU」「Amandra」「Doo-Bop」「Dingo」「Siesta」にクインシー・ジョーンズらとの再会ライブで構成されるとのこと。3500円程度なのでかなり格安だろう。こちらの日本盤発売は今のところ情報がないようだ。こちらはアマゾンでは10月25日の発売と書かれている。



2011年9月11日日曜日

【リリース情報】 John Coltrane - Original Impulse Albums Vol.5




約1ヶ月前にVol.4の発売を書いたばかりだが、なんとすぐにVol.5も出るという。あわわ、Impulse!でのコルトレーン流ドフリーが満載……で、どのアルバムが収録されるのかという情報を早くも入手したので、ここに記そう。

内容であるが、まず5枚目がLive In Japanというのが気になる(4枚組のはずなので)ため、ひょっとしたら日本でのSHM-CDに合わせたリマスターが一挙に進められていて、それに合わせてVol.6も出てくる……なんて言うこともあるかもしれない。また、Disc 1のLive In Seattleであるが、元々は2枚組で出ていたはずなので、1枚のみと言うのは?(追記:2011/09/12 Live In Seattleはオリジナルリリース時には1枚組だった。2曲の追加トラックを聞きたい場合は、再発のSHM-CDを買いましょう)


Disc 1: Live in Seattle feat. Pharoah Sanders
  1. Cosmos 10:49
  2. Out of This World 24:20
  3. Evolution 36:10
  4. Tapestry In Sound 6:07

Disc 2: Sun Ship
  1. Sun Ship 6:12
  2. Dearly Beloved 6:27
  3. Amen 8:16
  4. Attaining 11:26
  5. Ascent 10:10

Disc 3: Transition
  1. Transition 15:29
  2. Dear Lord 5:34
  3. Suite: A. Prayer and Meditiation: Day B. Peace and After C. Prayer and 21:19

Disc 4: Infinity
  1. Peace On Earth 9:03
  2. Living Space 10:40
  3. Joy 8:01
  4. Leo 10:08

Disc 5: Coltrane In Japan
  1. Spoken Introduction (Japanese) 1:39
  2. Meditations / Leo 45:31
  3. Peace On Earth 18:06
Live in Seattle」「Live in Japan」に関しては、日本版のSHM-CDが完全版である(ただし、Live In Japanに関しては、CD化に際し収録時間の制限から、日本人解説者による紹介のイントロが省かれている、はず)。なお、残りのインパルスのコルトレーンのアルバムは次の通り。「First Meditations」「Living Space」「Stellar Regions」「Interstellar Space」「Jupiter Variation」「The Oratunji Concert」。2000年代になってからのリリースも数点あるので、Vol.6以降にも期待したい。



2011年8月16日火曜日

【リリース情報】 John Coltrane - Original Impulse Albums Vol.4




解説も何も無い無愛想なシリーズだが、価格は安いコルトレーンのインパルスボックスセットのVol.4が出るようだ。正直、4はでないんじゃないかなと思っていた。なぜなら、最晩年のアルバムは超弩級のフリージャズなので売れないでしょ、フツーには。アルバムと収録曲等は次の通り。元が蔵出し音源なので、ボーナストラックのたぐいはないようだ。

DISC 1: EXPRESSION:
  1. Ogunde
  2. To Be
  3. Offering
  4. Expression
DISC 2: LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD AGAIN!
  1. Naima
  2. Introduction To My Favorite Things
  3. My Favorite Things
DISC 3: OM:
  1. Om
DISC 4: COSMIC MUSIC:
  1. Manifestation
  2. Lord, Help Me To Be
  3. Reverend King
  4. Sun, The
DISC 5: SELFLESSNESS:
  1. My Favorite Things
  2. I Want To Talk About You
  3. Selflessness
いずれも死後に発表された作品ばかりであり、 インパルスのアルバムはまだあるので、Vol.5を期待したいところだが……さすがに難易度が高すぎるか? ちなみに、「First Meditations」「Transition」「Live in Seattle」「Live in Japan」「Sun Ship」「Living Space」「Stellar Regions」「Interstellar Space」「Jupiter Variation」「The Oratunji Concert」がそれにあたるが、これらは8月後半にすべてSHM-CDにて日本盤が出る予定である。筆者のお薦めはLive In Japanである。これは本当に感動的な名演だ。4枚組のくせして、CD1枚につき1~2曲だけど。だがしかし、う~ん、出るかどうか分からない本家の廉価版ボックスを待つのが良いのか、悩ましいところである。






2011年7月31日日曜日

【リリース情報】 King Crimson 40th anniversary edition - "Discipline" & "Starless and Bible Black"

http://www.burningshed.com/store/kingcrimson/product/313/3217/
意外にゆっくりと進められているキング・クリムゾンの40周年エディションだが、漸く2タイトルの告知が出た。今回は、「ディシプリン」と「スターレス・アンド・バイブル・ブラック(暗黒の世界)」がリリースされる。


「ディシプリン」には特典として、Old Grey Whistleというテレビ番組出演時の映像が付くらしい。ちなみに、下記がそれ。





「スターレス・アンド・バイブル・ブラック」には、"Law of Maximum Distress (parts 1 and 2) "、"The Mincer improv "、"Dr. Diamond "、"Guts on my Side "を含む9つのライブ音源が収録される模様。残りの5つが何かは現時点では明らかになっていない。

まぁ、前回リリースの2点もまだ買っていないが……ともあれ、これが本当に本当の最終盤となることをファンとしては祈るばかり(笑)。両方とも10月発売予定のようだ。

<追記>

「スターレス・アンド・バイブル・ブラック」には、DVDにライブ映像が含まれるらしい。また、両方ともアマゾンでは発売日が10月11日となっている。




2011年7月25日月曜日

【リリース情報】MILES DAVIS QUINTET – LIVE IN EUROPE 1967: THE BOOTLEG SERIES VOL. 1



マイルスのボックスものと言えば、中山康樹が激しく批判するように、看板に偽りありの期待はずれのものが多かったが、今回のリリースはこれまでとちょっと異なるようだ。なにしろ、タイトルがBootlegである。しかもVol.1。はびこる海賊版の撲滅と、マイルスの音源を体系的にリリースすることを、ようやくカスクーナが自覚したと言うことか?(マイルスの遺族がいろいろと妨害になっていたという可能性もあるかもしれないが)。

内容は、第2期黄金クインテット(マイルス、ショーター、ハンコック、カーター、ウィリアムス)のヨーロッパでのライブを収録したもので、ラジオ音源から取られている様子。パリ公演もあるが、フランスの放送局は高いロイヤルティを要求する事で知られているため、いろいろと交渉も難航したであろう。ブートレッグとあるが、Disc 2のデンマーク公演は初出の様子。ともあれ、CD3枚組+DVDの収録曲は以下の通り。

MILES DAVIS QUINTET - LIVE IN EUROPE 1967: THE BOOTLEG SERIES VOL. 1
(Columbia/Legacy 8869794053 2)


CD One – Selections:
1. Agitation
2. Footprints
3. ’Round Midnight
4. No Blues
5. Riot
6. On Green Dolphin Street
7. Masqualero
8. Gingerbread Boy
9. Theme. (Recorded on October 28, 1967 at the Konigin Elizabethzaal, Antwerp, Belgium by Belgian Radio and Television [BRT].)


CD Two – Selections:
1. Agitation
2. Footprints
3. ’Round Midnight
4. No Blues
5. Masqualero
6. Agitation
7. Footprints. (Tracks 1-5 recorded on November 2, 1967 at the Tivoli Konsertsal, Copenhagen, Denmark by Danish Radio; tracks 6 & 7 recorded and broadcast on November 6, 1967 at the Paris Jazz Festival, Salle Pleyel, Paris, France on France Inter [ORTF]. Radio Program Producer: André Francis.)


CD Three – Selections:
1. ’Round Midnight
2. No Blues
3. Masqualero
4. I Fall In Love Too Easily
5. Riot
6. Walkin’
7. On Green Dolphin Street
8. The Theme. (Recorded and broadcast on November 6, 1967 at the Paris Jazz Festival, Salle Pleyel, Paris, France on France Inter [ORTF]. Radio Program Producer: André Francis.)


DVD – Selections:
1. Agitation
2. Footprints
3. I Fall In Love Too Easily
4. Gingerbread Boy
5. The Theme
6. Agitation
7. Footprints
8. ’Round Midnight
9. Gingerbread Boy
10. The Theme. (Tracks 1-6 recorded on November 7, 1967 at the Stadthalle, Karlsruhe, Germany by Südwestfunk TV; tracks 7-11 recorded on October 31, 1967 at the Konserthuset, Stockholm, Sweden by Sveriges Radio TV.)


オフィシャルなので、音質はある程度良いだといいが……気になるのは、収録曲の関係か、1公演1CDでまとめられていない点だが、その分、価格が安く抑えられることを期待したい(現在、アマゾンで6000円強)。また、抜粋盤のCDも発売されるようだ。

http://www.milesdavis.com/us/news/miles-davis-quintet-live-europe-1967-bootleg-series-vol-1


HMVのサイトが詳しく内容を書いている。
http://www.hmv.co.jp/news/article/1107220061/

<追記>
マイルスのオフィシャルサイトでも販売をしている。日本へは送料合わせて4000円程度。アマゾンでもそのぐらいで売られていた時期もあったので、リリースまで値段を見て、どちらか安いほうで買うといいと思う。

You'd better to buy it from official store, because it is the most cheepest. But ocassionary it is also cheep from amazon. Choose carefully.

Je vous conseille d'acheter par le site officiel, parce qu'il est moins cher que les autres. Mais de temps en temps on peut en acheter par amazon moins cher que le site officiel. Choisissez attentivement.

クリムゾンのニューアルバム?「The Reconstrukction of Light」

クリムゾンが現行ラインナップでスタジオアルバムを作る予定はないと発言していることは有名だが、クリムゾンの最新スタジオアルバムと言えるかもしれない作品が登場した。それが6月発売されたばかりの「The Reconstrucktion of Light」だ。これは「The Constr...