2016年10月14日金曜日

ローランドA-800シリーズで電源を入れるとバージョン表示が出て通常使用できない場合の対処法

長いタイトルで恐縮だが、中古でローランドのMIDIキーボードA-800を買って、あれこれいじっていたら次のようなトラブルが出て使えなくなってしまった。


  1. 画面に「Ver.5.535 [PRESS ENTER]」と出て、ENTER以外のキーに反応しなくなる
  2. ENTERを押すと、「Erase? [L9]」と出て、L9以外のキーに反応しなくなる
  3. L9を押すと、「Sure? YES [L3]」と出て、L3以外のキーに反応しなくなる
  4. L3を押すと、「Send SMF」と表示が出て一切反応しなくなる。
  5. 電源を入れ直すと1に戻る。


対処法を海外掲示板で見つけた。以下の通り。


  1. 下記URLより「p000001.mid」というファイルをダウンロードして解凍する
    http://www.2shared.com/file/4FcN2pA9/apro_sys_v115.html
  2. キーボードの電源を落としてUSBを外す
  3. キーボードを裏返すと、裏に小さなディップスイッチがあるので、EXT Aのスイッチを何も書いてない方に、EXT Bのスイッチを*の方にセットする
  4. USBケーブルでキーボードをパソコンに接続する
  5. DAWソフトを起動してMIDIトラックを作成、ダウンロードした「p000001.mid」を貼り付ける
  6. 必要に応じてMIDIトラックの出力先をA-Proに指定する。Logicの場合「すべて」でうまくいった
  7. キーボードにて、上に書いたトラブル状況の「Send SMF」という表示が出るまで操作する
  8. MIDIトラックを再生する。30秒ほどあるがじっと我慢
  9. しばらくするとキーボードの表示が「Completed!」と出るので、USBケーブルを外しキーボードの電源を落とす。表示が出ない場合、MIDIトラックの出力先を変更して再度試してみる
  10. キーボード裏面のディップスイッチをEXT A、EXT B共に*に戻しておく

これで以前と同じように使えるようになる。MIDI信号でファームウェアを更新しているようだ。古いバージョンに戻るが、特に問題なくコントロールサーフェスとしても、MIDIキーボードとしても使えている。困っている人がいたらお試しあれ。

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